木造住宅の耐震化とは
今後、70~80%の確率で発生するとされている南海トラフ巨大地震では、名古屋市内の建物全壊・焼失棟数は66,000棟と想定されています。
いつ発生してもおかしくない大地震に備えて「地震に強い住まいに改修すること」が耐震化です。
※ 詳しくは、【木造住宅の耐震リフォーム】パンフレットをご覧ください。
こちらでは、耐震改修工事について図や画像を使ってわかりやすく説明します。
補強の種類は、大きく分けて「壁の補強」と「金物補強」になります。耐震改修工事でとても重要な点は
「補強壁の設置」や「筋交いと柱の金物補強」など建物のバランスを考慮しながら補強することです。
※2000年以前に建てられた木造住宅は、大地震発生時に重要とされる「壁の配置バランス」と
「柱接合部の強度」の基準が設定される前に建てられているため、地震に対する強さが不足している可能性があります。
壁の補強
地震の力に耐えるためには「壁の補強」が必要です。柱・土台・梁の枠が崩れないように筋交いや構造用合板などで、 建物全体のバランスを考えて補強します。1⃣補強壁
補強壁(合板)を柱と土台と梁に釘で打ち付ける方法です。写真は、押入の内壁を補強壁にしています。
2⃣筋交い
柱の間に筋交いを入れて、筋交いの端部を金物でしっかりと固定します。筋交いにより横からの力にも抵抗できる
強い壁に生まれ変わり、建物の横揺れに対する強度を大幅に高めます。写真は、補強出来る壁が少ない場合に使う
「ガーディアンシールド(鋼製ブレス)工法」です。この工法に補強壁をプラスして耐力をアップさせます。
3⃣外部ブレース
壁を壊したり、窓をなくしたりしないで家の外側から補強する方法です。
金物補強
柱や筋交いを梁や土台と緊結(きんけつ)しないと、建物が壊れる前に柱や筋交いが抜けてしまうため、 金物で柱や筋交いの端部を補強します。
1⃣柱接合金物
柱が抜けないようにするために柱接合金物を取り付け、基礎や梁、土台などと固定します。
2⃣筋交い接合金物
筋交いが抜けないようにするために筋交い接合金物を取り付け、柱や梁、土台などと固定します。
木造住宅についての耐震改修工事については、
名古屋市住宅都市局 耐震化支援課発行「木造住宅耐震改修工事の手引き」でもご覧いただけます。⇒木造住宅耐震改修工事の手引き


